書く衝動を保つために

夜勤明けで朝10時前に帰宅。朝の4時くらいに一時間ほど仮眠をとっているので、微妙に眠気はない。ぼんやりと本を読んだり、録画していたテレビ番組を観たり、音楽を聴いたりして過ごす。今日、主に聴いていたのはシャーデー。彼女の音楽とEverything But The Girlのそれは、いつたりとも邪魔することなく生活に寄り添ってくれる音なので素晴らしい。


少しムダといえばムダな時間の過ごし方ではあるが、そんな時間からひょいと書きたいことが生まれたり、日頃整理できていないことが整理できたりすることもあるので、あながちムダとは言い切れなかったりもする贅沢な時間の使い方とも言える。


夕方。娘を保育園に迎えに行ってから、妻が「本屋に寄りたい」というので同行する。外山滋比彦氏が過去に自身の著書で綴った内容をピックアップして再編集した本をなんとなく流し読みする。


その中で「書く衝動を逃さない」(『知的創造のヒント』)というのがあった。


「本を読みたいという気持ちはときどき起こるが、ものを書きたいという衝動は滅多にあるものではないから、その気持ちが起こったなら逃さないようにしなければならない」というのがその趣旨。


自分がこの雑記ブログをあらたに設けたのもこれに付随する要素がある。伊豆下田100景連載中の「下田が僕を呼んでいた」を書くときもそうだけれど、いくら頭の中に題材があっても「いざ書くぞ」という時にすんなりと書き始められるときばかりではない。


そんなとき、コンスタントに何かしらを綴っていると、自然にエンジンがかかり始めるわけであるが、書く時間が空いていたりすると、書き始めるまでにとてつもなく時間がかかったりするのです。


なので、この場所では未完成でも拙くても面白くなくてもかまわないので、とりあえず何かしらを定期的に綴ることを第一義としている。場合によっては、一切読み直しをしないで修正もしなくてもいいかな、とも思っている。

Life Of Surprises

日々の記録。雑感。メモ、など。

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